福島へのクレイジーな旅-第2章(猪苗代駅までの長い闘い)
初日からの宿探しに悪戦苦闘し、まさかの福島県で誰にも気づかれることなく力尽きることを覚悟したその日、結局どうなったのかといえば・・無事にたどり着きました。
磐梯町という無人駅についてからgoogle mapで見た限りでは、ほぼ一本道で一時間歩けばつく計算だったのだが、道なき道を行き、途中で雨が降ったり、日も暮れて、スマホの充電も終わってしまうこの気持ちなんと表現すればよいか。とにかく不安だったのですよ。
何とかたどり着き、ゴルフ場の大浴場で体を清めた後、さっさと眠りにつきました。
次の日の工程は、とりあえず14時に猪苗代駅に集合というミッションをいただいているのみで、それまではいわば自由行動です。
あの磐梯町へのUターンはもう勘弁してくれ!
どうせ磐梯駅も何もないし、1時間待ちも勘弁願いたいところ
ということで7時起床、「猪苗代駅まで徒歩3時間・10キロの旅」に決めました
この日はお日柄もよく、楽しいウォーキングになるでしょう。
ほら猪苗代湖も見えてきました。
ほら、きれいでしょ
この景色が一時間半ぐらい続くのですよ。
それでも疲れるものは疲れるけど、いい運動です。
ただねえ、出発して2時間立つけど朝飯何にも食べてないから、すげー腹が減っているのだよ。タクシーもなければ、コンビニもないなんて・・・・
まあ良い、湖を歩くなんてなかなかない経験だ。もう少し歩きましょう
ゴルフ場から猪苗代駅までに何か見どころがあればいいのです。
そうこうしているうちに見えてきましたよ。猪苗代が誇るスーパースター野口さんの自宅が・・・
アッ違った、これは野口英世を使って一儲けしようとしている郵便屋さんだ
こっちが実家です。
やったー!!
でも腹減っているから、先に喜多方ラーメンを食べることにします
とにかくおなかが減っていたのでとてもおいしいです。気の利いた食レポは苦手なのでコメントはここまでです。喜多方ラーメンは大好きなので、ぜひ本場のラーメンを食べたいです。
よし、腹ごしらえは終了、野口さんのところに行ってくるか
そんなこんなで野口記念館へ
ところで、野口英世についてどの程度の知識をお持ちでしょうか?
ここ最近では1000円札の人のイメージもあるでしょう。メカ野口によると「本当は1万円札になりたかった」ともおっしゃっていました。中には「1000円札は野口英世だったんだ」とおっしゃる人もいました。うーん1万円札をひっぱたいている人にはわかんないでしょうねえ
私も子供のころに伝記を読んだこともあるし、高校のころにはマガジンで野口英世の物語も読んでいるはずなんだけど・・・・・、貧しいながらも勉強を頑張ってお医者さんになった偉いひとっていう知識しかなかったです。さらに言えば、黄熱病の研究に生涯を重ねたら、自らも感染してしまい生涯を閉じたことまでは知っていました。
でも、どんな功績を成し遂げたのか知りませんでした。
そこで野口英世を調べてみました
彼は、医者ではなく細菌学者である。大きな功績は梅毒スピロヘータの純粋培養、黄熱病の研究である。ほかにもいろいろあるけど、難しすぎるので暇なときに研究しましょう。
すごいといえばすごいんだけど、もっとすごい発見している研究者はいっぱいいるような気もしないでもないが、とにかく実験の数が半端ないというところから1000円札にもなり、貧しい家庭で勉強を頑張ったところから、1000円札になれたということでしょうか?
ちょっとおもしろかったのは、趣味が女遊びで金の使い方がわからない人間であるといった人間臭いところも野口英世たる所以といいましょうか?
野口英世像はきりがないのでこのくらいにしておきますが、記念館もなかなかすごいです。ちょっとした細菌駆除ゲームがあります。
写真ではお見せできませんが、向かってくる最近の文字に合わせて、ポーズをとり細菌を駆除する単純なゲームです
例えば[Y]が出たら、腕を[Y]にする。
同様に[M]がた出たら、[M]に
続いて[C]と[A]がでてくるので、腕を[C][A]にしていきます
そうすると、ヤングマンのテーマソングが流れて踊ることになります
さすが野口英世記念館侮れません。
ごめんなさい・・・・・
ヤングマンは嘘です
でも、体を動かして細菌を倒すのは小さな子供には大人気でした
つづく