大人の読書感想文① 七つの会議

お題「デスク周りに飾っているもの」

 久しぶりに、お題にこたえることにするが、デスク周りに飾っているもの?

つまんねえ回答だとは思うが、何も飾っちゃいませんよ。だって仕事中は思いっきり散らかして、帰宅する前にまとめて捨てる。そんなデスクには何も飾れません。

  

 1か月も放置させてしまいましたが、今回のテーマは大人の読書感想文です

 

 私もそれなりの企業に努めておりますので、当然会議に参加することもあります。入社して12ねんとなりますと、大小さまざま会議に参加しています。

 それこそ、会社の重要(だと思っている)な会議もあれば、飲み会の幹事といったものも参加している。そのうち7割はいるだけでなんもしゃべっていない会議でもあり、会議中に袋叩きにあっていることもまああります。

 内容も違えば参加者も変わっているのが、腐るほどあるのですが、一見全く関係ない会議も根っこのところでつながっているものであるのです。まあ、当たり前の話で組織というものは手段が違えども同じ目的に向かっているのですからね。

 目的というものは建前では言うまでもなく「売上・利益」のことでしょう

 

  この七つの会議では最初「パワハラ会議」から始まって、またくだらん事やってるなあと思いながらも、まあよくあることだと思って読み進めました。同時に知らないところでまた別の全然違う会議が行われているのである。その会議の中で少しずつ重なっていく、そして重なりこそがちょっとした違和感となり、細かいことにこだわろうとしているとやがて思いもよらない結果が待っているのである。

 

 普段は決まったことに何も疑問を持つこともなく終わらせる私であるが、もしも、ちょっとした違和感を徹底的に洗い出そうとしたらどうなるのか?たとえ何の意味を持たないことでも、徹底的にやったら何が出てくるのか?

 七つの会議では決して良くない(いやスクラップアンドビルドとしてはいいことかな)結果となるのだが、反対に大きなチャンスにもなるのかもしれない。

 

 そんなことを考えながら、後半になるにつれてどんな展開が待っているのかドキドキワクワクでした。そして「こういうことだったのか!」と2度見もしてしまうぐらいでした。